エバンジェリスト紹介vol.1~ウェブ制作のワークフローを変える可能性~

この度、私たちは新サービス「SmartRelease U」のリリースとともに、心強い新エバンジェリストをお迎えしました。その方は、岡山県を拠点にWeb制作やエンジニアリングを手掛けている前川 昌幸さんです。
このインタビューの際「ウェブ制作に関わるワークフローを変える可能性」があると前川さんは熱く語ってくださいました。
近年ウェブ制作に関わるワークフローは、過去から大きく変化はありません。変化があったとするとGitの普及やAWSなどのインフラのクラウド化が進んだことぐらいでしょうか?
今回は前川さんの過去の経験や、SmartRelease Uがもたらすワークフローの変化についてじっくりとお話を伺いました。
目次
インタビュイー紹介

オフィスマエカワ
代表 前川 昌幸 氏
岡山県を拠点にWebサイトやWebアプリケーションの作成をご自身で行うほか、プロダクトマネージャやエンジニアマネージャも兼任されており、ウェブ関連の書籍も多数執筆。
WordPressコミュニティや、地方コミュニティへの参加/登壇も多方面で展開されています。
最近ハマっていることは料理🍝
SmartRelease U とエバンジェリスト
SmartRelease Uは、制作会社で働く5000人の担当者の課題を聞き、そこから生まれたウェブツールです。
SmartRelease Uとは:https://smartrelease.cloud/
可能な限りユーザーの視点を開発に活かすためにも、多くの外部協力会社から直接声を聞いています。
前川さんもそのお一人で、同時にアプリケーションに共感をいただき、エバンジェリストとして広くメッセージを届けていただいています。
このフローに変化をもたらす可能性を感じ、エバンジェリストとして広く伝えたい。
前川さんのインタビューではこうした制作現場の視点も含めてご紹介します。
ウェブ制作のワークフロー変革とは?

今回はインタビューをお受けいただきありがとうございます!
早速ですが「ウェブ制作のワークフローが変わる可能性がある」というのはどういうことでしょうか?

元々利用させてもらっていたCPIのSmartReleaseは、このFTP作業の事故を無くし安全なリリース作業ができることが大きな魅力でした。
もちろん、バックアップやリストアなどの機能も充実していたため、失敗してもすぐに戻せるという安心感もあり、このツールを他のサーバーでも使えたらなと思っていたこともありました。
つまり、FTPを利用しているほとんどの制作会社の担当者のフローが、このSmartRelease Uによって変わるわけです。
それが、様々なサーバーで利用できるSmartRelease Uの話が来た時に、大きな衝撃を受けました。

リリース作業のフローを変えて、より安心して使ってもらえることを第一に考え開発が行われたのでそう言っていただけるとすごく嬉しいです。

レンタルサーバーの垣根を超える試みへ

今回弊社からエバンジェリストとして活動してほしいとお声かけさせていただいたのですが、決断したきっかけやその時のお気持ちを教えてください。

はじめにこのSmartRelease Uについて聞いた時は、結構驚いた記憶があります。
元々CPIで提供されているSmartReleaseというツールは案件に応じて使い分けていたりしていましたし、スピーカーとしてもツールの説明を外部でセッションしたりもしていました。
そんな時に届いた便りが「SmartRelease U」なる新しいツールのお話でした。
お話を聞いた限り、一つのレンタルサーバーの枠を超えたツールという可能性を感じましたね。

「レンタルサーバーの枠を超えたツール」 私たちがやりたいことはまさにそれです。

様々なサーバーで利用可能になったことで、現在運用開始してサーバーの引っ越しなどもできないようなウェブサイトにもSmartRelease Uを導入できます。
そうなると、CPIに引っ越すことなく、安全にリリースやバックアップが取れるようになり、事故が大きく減らせます。
元々スピーカーとしても勧めていたツールが、よりパワーアップしてリリースされるわけですから、改めてエバンジェリストとしての意識よりも、より広く伝えたいなと感じたのがきっかけですね。
もっとこうしてほしいという意見も

公式エバンジェリストとしてSmartRelease Uの開発画面を確認させてもらったりしている時、開発陣の方々が、直接私たちの話を聞き、開発に取り入れてもらったりもしてくれていました。この辺の臨機応変さには少し驚きましたけど(笑)
基本的にファイルを操作する作業はSmartReleaseで完結して欲しいのというのが私の意見です。
ツールが不要な世界になると、本当に私たちのワークフローが大きく変わります。
ファイルの転送などにFTPなどの他のアプリケーションが不要にしていきたいですね。
あとはWordPressをはじめとしたCMSへの対応をどのように実現するかはしっかりと検討して、運用に耐えられる実用的な機能を提供できるように、ユーザー目線での意見もどんどんしていきたいと思っています。

ありがとうございます。SmartRelease がそもそもユーザーの課題から生まれたものなので、これからも皆さんの声を取り入れ、より良いものにしていきたいと思います!
経験談や事故のお話も…

お話のなかで「事故」や「ワークフローの変化」という単語がでていましたが、Web制作の事故や失敗ってあるんでしょうか?

いっぱいありますよ…?
具体的に書きすぎると迷惑かけてしまうのですが、制作段階でのデグレで始末書を書いたりとか、HDDが飛んでしまい制作をまるっとやり直すとか、設定ファイルの編集をリモートで直接やることになり、結果一時的に不通の時間を生み出したりとか……。
結果としてその後「もっと気を付けます」というのは一応言いますが、結局人が定型のオペレーションをやり続けるのではなく、マシンにかっちりやってもらうのが一番安心という結論になりますね。
それが、全ての工程ではなくても例えば確実にリリース対象のファイルやサーバーへの接続を保持していてくれるツールが担える安全はあると思います。

最後に失敗談を聞けて、そういった積み重ねから様々な視点のご意見がいただけるんだなと思いました!ご経験を活かして、今後もさらなる機能改善にご協力お願いいたします。

次世代のワークフローを作りたい
今回の記事では「SmartRelease Uは、ウェブ制作に関わるワークフローを変える可能性がある」という熱く嬉しいメッセージをいただきました。
前川さんのご経験や、知見を元にこれからもSmartRelease Uは進化していきます。
SmartRelease Uの進化、そして前川さんの今後の活躍にぜひご期待ください。